江坂近辺にある3年越しにようやく開所できた大学の要素が満載の就労継続支援B型事業所いろはです。
どうもいろはです!JR南吹田駅から徒歩6分、吹田市の南清和園町にある就労継続支援B型事業所です。
2025年6月にオープンして早くも半月が過ぎました。南吹田、南金田、泉町、寿町、江坂駅周辺から通いやすい場所にあります。
さて、今回はいろはの成り立ち、珍しい経歴の在籍スタッフや、支援状況について書いていこうと思うので、最後までご覧いただければ嬉しいです。

いろはが立ち上がるまでに3年の時間がかかりました。
まず、代表の谷川とグループ会社の代表で、ECの仕事は障がい者の方々が働きやすいということがわかり、それらを地域の障がい者施設に依頼しようというところからスタートしました。
近隣のB型は仕事が無く、工賃はとても低い設定で仕事を受けていました。金額を聞いて驚きました。
そこで私たちは、その倍の依頼料かつ、簡単で種類の豊富な仕事を依頼するようになりました。たまに施設に見学に行って、利用者の皆さんが生き生きと仕事をしてくださってるのを見てうれしかったです。
そして、私たちは思うようになりました。代表の谷川が管理者をできる経歴があるので、自分たちでB型を運営してはどうかと。
私たちの目標がここではっきりと見つかりました。
それは、「障がい者の方とともに働ける環境を提供し、プライベートの充実を実現する」ということです。
そこから物件探しなど奔走しましたが、1回目の挑戦はあきらめることになりました。
それから2年近くたち、いろはを建てた土地のオーナーさんと話し合いをして、グループ会社としていろはを建設することになりました。
オーナーさんをはじめ、不動産屋さん、建築士さん、建設関係の方々、書類などを手伝ってくれた方など多くの方の協力を得てここまで来ることができました。本当に感謝しかありません。
そんないろはの代表谷川の経歴は教師がスタートでした。

専門は国語で、中学校の支援学級担任をしていました。
教師を退職後はグループ会社の福祉担当として入社し、地域のB型事業所や生活介護施設に仕事を依頼したりなどのやり取りをしていました。
なぜこのようなことをするに至ったかというと、障がい者雇用を受けた先で何もさせてもらえずに、ただただ部屋の隅で座るだけという毎日を過ごして辛さを感じた教え子が居たからです。1ヶ月持たずに退職しました。
そんな職場環境があることに衝撃を受けました。支援学校高等部を卒業したての年齢でそんな経験をしたのは相当ショックで耐えられなかったと思います。
だから、働く喜びや楽しさを感じてもらえる仕事があればなとずっと思っていました。そんな時にAmazonや楽天で雑貨を販売するECの仕事に出会いました。これこそが多くの障がい者の方が辛さを感じることなく、ステップアップもできる仕事だと確信を持ちました。
その作業を通して、できることを増やして自信をつけていく。そして、ステップアップすることで工賃を増やす目標を持つ。これらを実現していくことに私たちは今まさに全力を注いでいます。
もう一つ私たちが実現したいのは、大学の機能も併せ持ったB型事業所を運営することです。
それは先ほどの教え子の例もありますが、支援学校高等部を卒業していきなり就労施設や、障がい者雇用で社会に出るのではなく、大学のように専門的なことを学びながら、訓練ができる期間を設けでいる施設です。
キャリア教育、一般教養、道徳、サークル活動など4年間は学びながら徐々に社会に馴染んでいく特別プログラムを組みたいと思います。
それを可能にするのが、副代表も支援学校の高等部で教師の経験があるからです。

美術が専門で、高等部ではキャリア教育の一環でビジネスマナーや作業訓練なども担当していました。
高等部を卒業したての方たちにモラトリアム期間を提供したいのは代表、副代表共に同じ想いなので、大学のような就労継続支援B型事業所に通いたい人はぜひ来てほしいなと思います。
こんな経歴の二人が揃うことは少ないと思います。だからこそ想いを一つにして実現していきます。
他にも、介護福祉士として現場で活躍したスタッフ、生活介護や放デイで活躍したスタッフがいます。現場の経験者ばかりが居てるので就労支援だけでなく、生活支援もしっかりできるように人員もそろえています。
そんないろはへ見学体験に来て、いろはの良さを体感して欲しいなと思います。

こちらからもお問い合わせ可能ですので、気になることなどあればお気軽にお問い合わせください。
お待ちしております!!
最後までご覧いただきありがとうございます。